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人間の体は、水と筋肉と脂肪で構成されており、その総重量が体重です。肥満とは、この体の構成成分の中で、脂肪だけが過剰に増えた状態だと定義されています。BMIや体脂肪を随時チェックして、変化に合わせて取り組むと効果的です。
※BMIとは、世界的に肥満判定用に用いられる指数

人は、摂取カロリーが消費カロリーよりも多いと肥満になります。
摂取カロリーとは、食事から体に取り込まれるエネルギー量のこと。
消費カロリーは、寝ていても消費される生命維持のための活動による「基礎代謝」、日常生活の活動により筋肉などの動きによって生まれる「活動エネルギー」、食後、食事により消費される「食事誘導熱産生」 の3つのエネルギーから成り立っています。
そのうち、基礎代謝は、運動不足などにより筋肉が減少する事で低下します。これが、加齢とともに太りやすくなる主な原因です。
さらに、女性の場合は、更年期に減少するホルモンの影響でも太りやすくなります。
特に日本人女性に多いのが、洋梨体型とも言われる下半身太り。
その原因となるのがセルライト。
やせている人も含め、成人女性の8割以上に見られると言われています。
セルライトとは、血行不良や代謝の低下、冷えやむくみなどが引き金となって、脂肪細胞の周りに水分や老廃物がからみついて、皮膚表面の脂肪が醜い凸凹状態になったものです。皮下脂肪が多く、血行の悪い、ヒップや太もも、ふくらはぎ、さらにはお腹周り、上半身では二の腕にも現れやすいと言われています。
セルライトをそのままにしておくと、さらに血行が悪くなり、冷えやむくみを引き起こし、 さらにセルライトが肥大化するという悪循環が生じます。また、脂肪層が厚くなっているうえに、血行不良により代謝が悪化していることで、太りやすい体質にもなっていきます。
さらに問題なのは、体脂肪が増えただけの肥満とは違って、セルライトは減量や運動、食生活の改善だけではなかなか解消できないこと。やせても上半身だけがやせて、セルライトのついた下半身はそのままというアンバランス体型になってしまう場合もあります。
肥満により、外見の印象が変わると、行動が消極的になったり、ストレスからさらに食に走ったりして肥満に拍車をかけるという悪循環を招く方もいます。
さらに恐いのは、生活習慣病、睡眠時無呼吸症候群、腰痛や膝痛、など様々な病気の要因になることです。
特に若い女性の方に注意したいのは、細くなる事だけを目的にした極端な食事制限のダイエット。
何も食べなければ痩せる、と安易に考えてしまうようですが、この間違ったダイエットにより、筋肉は痩せ細り、胸は小さく垂れ、顔にシミやしわが目立つようになり、生理不順や不妊症、さらには拒食症や過食症など心身ともに取り返しのつかない事態を招くことも少なくありません。
また、そこまででなくても、その減量法をやめた後、体重が元に戻ってしまったり、あるいは減量前よりも増えてしまうリバウンドを繰り返していると、どんどん太りやすく、やせにくい体になっていきます。
規則正しい生活と栄養のバランスがとれた食事、そして適度な運動をベースに、1ヶ月に2~3kgを目安にゆっくりと体重を落としていくのが理想です。
「仕事の都合で規則正しい生活は無理」「どうしても外食が多くなる」一方「早く理想の体型になりたい」「病気が心配」という方には、メディカルエステ、美容外科の施術を受けることもひとつの手段ですね。

















